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18作目 セッションズ

「セッションズ」を観た。

今年アカデミー賞をにぎわせたのは、鬼教師とドラマーを描いた「セッション」
今回観たのは「セッションズ」。個人メモです。

子供時代に患った「ポリオ」という病気が原因で、首から下が麻痺した男性が、人生初の性行為に挑むという実話をもとに描かれた作品。
(※障害者といってひとくくりするつもりはないけれど、ここではあえて障害者と呼ばせていただきます。)
作品の説明だけを見ると、陳腐に思えるかもしれないけれど、とても重く考えさせられる内容の映画だった。

子供を授かったとき、特に強く思うようになったけれど、障害がなく、五体満足でいられるということがどれほど素晴らしいことか。(障害を持つことが悪いだとか、障害を持たなくてよかったという意味ではありません)

普段、自分が当たり前に行っている行為も、障害者の方にとっては当たり前ではない。
宗教ちっくな言い方になっちゃうけえれど、やっぱりこの「普通」ということがいかに大切なことかというのを改めて思い知らされる。

女優の裸体がもろにうつっていたり、性的表現が強い映画ではあるけれど、こういう映画こそR指定とかにはせずに、むしろ万人に見せるべき映画なのではないかと思う。
万人におすすめできる映画ではないけれど、個人的にはすごい作品でした。

脚本◎+俳優の演技◎=花丸でした。

93点

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主演二人がよかったのは言うまでもないけれど、個人的には神父役のウィリアム・H・メイシ―さんが好きでした。この俳優さんは好きです。名脇役。

※主人公はマーサあるいはマーシーメイのカルト集団のトップ役だった人!
by putain-day | 2015-03-31 22:56 | MOVIE2015 | Comments(0)
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