66作目 ボーダーライン

「ボーダーライン」を観た。
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ずっと待ち望んでいた映画をようやく観ることができた。

流行り廃りでは片付けたくないけれど、麻薬カルテルものです。

原題をむちゃくちゃな訳し方されている映画はたくさんあって、今作もそうだといえばそうなのですが、原題を変える必要性は全くないけれど「ボーダーライン」は、言い得て妙だと思った。

麻薬というものの前には、法も秩序もなく、それがよく描かれている映画でした。
つまりむちゃくちゃということです。
もうむちゃくちゃすぎて、主人公のように理解の範疇をこえ、パニックになりそうなくらいでした。

ベニチオ・デル・トロの怪演よかったです。
明らかに訳あり、明らかに心に闇を持っている人間なのだけれど、どこかミステリアス。
どういう人間かは、終盤あきらかにされるのだけれど、人物設定がわかったうえでもう一度ベニチオ・デル・トロだけに注目して鑑賞しても面白そうかと。

あと今作で一番思ったのは、低温の恐怖。
久しぶりに音で怖いと思った。
しかも、メロディがあるのではなく、ただただ低温が鳴るだけという・・・
いつもはパソコンに簡易スピーカーを取り付けて鑑賞しているのですが、今作は野生の勘が働いたのか、ヘッドホン爆音上映を試みました。結果それが映画を何倍も面白く、怖くさせました。
音楽にばかり耳がいきがちですが、こういう音に注目して観るのも、乙です。
そして、音楽・音の重要さを改めて気づかせてくれた映画でもあります。

これからはなるべく音響設備を整えて、観ようと思います。

つまるところ、劇場で鑑賞するのが一番ってことです。

さようならフォルツァ総曲輪。
ありがとうフォルツァ総曲輪。

追記
『灼熱の魂』『プリズナーズ』なんかを撮影した監督、ドゥニ・ヴィルヌーヴの作品でした。

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by putain-day | 2016-09-04 01:03 | Comments(0)
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