100作目 この世界の片隅に

「この世界の片隅に」を観た。






2013年から始めた、映画記録。
3年目でようやく年間100本の大台に到達することができました。
記念すべき100本目は、「座頭市」とある方と約束していたのだけれど、ごめんなさい。

今作は自分にとって、いろんな意味で大切な作品となったので、今作を2016年の100本目の記録とさせていただきます。

2016年のアニメといえば間違いなく「君の名は。」なのだろうけれど、いまいち鑑賞しようという気が起こらずにモヤモヤしていたところ、電光石火のごとく、「この世界の片隅で」の劇場公開の知らせが入り、劇場にて鑑賞してきました。


レイトショーなのに、結構人が入ってました。

しかも老若男女、結構バラバラな感じでした。


大平洋戦争中の日本が舞台ということで、タオルハンカチをしのばせ、涙腺という名のダム決壊にそなえていたのですが、結果、ダムは決壊せずのままでした。

歴史の勉強でも、戦争映画でも、「戦争」ばかりクローズアップされていたけれど、今作は、「1人の女性」の「生活」がとことんリアルに描かれているものでした。

戦時中でもそこには当たり前の暮らしがあったり、食糧難なのだけれど、どう工夫して少しでも美味しい量のあるごはんをいただけるかなど、必要になったら買えばいい、欲しくなったら買えばいいというようなまさにTHE現代人な自分にとっては、耳が痛くなる台詞ばかり。

いつのまに、日本という国は、お金持ち=豊、貧乏=悪という構図になってしまったのだろう。

オシャレな服を着ていなくても、頬がとろけるような食事を食べていなくても、豊な生活を送ることはいくらだってできるのに。

学校で戦争という史実を教えるのも、もちろん大切だけれども、この映画で描かれているような、戦争中の生活を教えていくことも、とても大切だと思うけれど。


主演の声優は、大人の事情で「のん」と名乗らざるを得なくなった、元能年玲奈。

演技はとても素晴らしく、テレビに出演するとちょっと残念な感じも否めない女の子でしたが、彼女が声のみを使って表現に挑んだ今作ですが、彼女の才能の凄さの片鱗を見せつけられた、凄い映画でした。


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by putain-day | 2016-12-31 09:59 | MOVIE2016 | Comments(0)
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