9作目 パラダイスナウ

「パラダイスナウ」を観た。






イスラエル、パレスチナにて、自爆テロへと向かう二人の青年にスポットを当てた映画。

サウルの息子がなんとか生きようとする生の映画だとすれば、今作は自爆テロによってなんとか悲惨な現状に一石を投じようとする死の映画。

このブログを記す前に、イスラエル、パレスチナ問題について理解を深めようとインターネットにて色々調べてみたけれども、問題が深すぎて、ああだこうだ言うことは控えなければならないと思った。

なので、中学生の作文のような文章になってしまうけれども、感想を書き留めておきたいと思います。

ある日突然、「自爆テロ、あなたの番がやってきました。今夜は家族と一緒に過ごしてください」と唐突に告げられ、それに対して顔色ひとつ変えず「わかりました」となる、その宗教観というか、命の価値観というか、到底日本人にはわかり得ない感情だと思った。世界大戦中、「特攻」という今で言う自爆テロのようなものも日本は行なっていたけれど、それとはまた一線を画す、似て非なるものだと思いました。

自爆テロに向かう二人の青年に注目しがちだけれども、彼らが生活している街並み(背景)に目を向けてみると、空爆などの影響で、ほとんどの建物が崩壊しています。でも自爆テロを起こそうとしている、お隣イスラエルでは、THE資本主義社会というか、大企業の大きな広告が街中に飾られ、ビーチではビキニを着た綺麗なおねーさんたちが闊歩している。
そんな現状を見てしまったら・・・
決して自爆テロを擁護するわけでも賛成するわけでもありません。
でも、自分の死で何かが変わるきっかけになるのであれば。命を捧げることによって、神が天国へ導いてくれるって思えば。
死への恐怖は、少しは和らぐのかなって。

安易な言葉かもしれませんが、毎度おなじみの言葉かもしれませんが、
戦争反対

ちなみに吹替は窪塚洋介とARATAが担当しているそう。
清水の舞台から飛び降りる覚悟を持って、鑑賞しなければならいと思うが、残念ながらその覚悟は今の自分には持ち合わせていません。




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by putain-day | 2017-02-12 01:28 | MOVIE2017 | Comments(0)
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