40作目 64 前編

「64 前編」を観た。






横山秀夫さんの小説「64(ロクヨン)」の実写化。
しかも超豪華俳優陣によって。
という日本映画界では話題となった作品。

昭和天皇の崩御により、たった7日間しかなかった昭和64年に起こった事件についての物語。

個人的な好き嫌いは別として、豪華俳優陣をキャスティングし、よほどのことがない限り絶対に失敗しないであろう鉄板的ミステリー小説の実写化。
こけるわけがないというか、安全牌な映画という印象。
大物、実力派揃いということで、演技に関しては、さすがというか。

でもなぜか手放しに楽しめないというか、作品にのめりこめないというか。
原作小説は未読ですし、何度かドラマ化されたドラマも未見。
64という話がどういうものか、まったくわからないで観たにも関わらずです。

本当の面白い、美味しいっていうのは、
「面白いから」
「美味しいから」
と観る前、食べる前に言われて、ハードルが上がってもなおかつ、そのハードルを楽々超えれる感があるけれど、残念ながら今作はそうではなかった。

今作だけではなく、幾度となく組織としての警察、いわゆるキャリア組とノンキャリア組についての問題が取り沙汰されているけれど、製作会社と製作スタッフに同じような溝を感じてしまった。
豪華俳優陣だから、有名小説の実写化だからではなく、製作に関わる全ての人達の情熱と知恵を絞ってつくられたような、そんな映画が観たかったです。

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by putain-day | 2017-05-09 06:03 | MOVIE2017 | Comments(0)
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