47作目 血と骨

「血と骨」を観た。






学生の頃(?)に原作である小説を読んで、凄い話だな・・・と思いながらも、実写版にはなかなか興味がもてず早10年以上。

戦時中、戦後日本の在日朝鮮人の物語。
怪物と恐れられた人物を、世界の北野が演じています。

そこかよってつっこまれそうですが、この怪物がなかなかまぁすごい人でして、次から次へ女性を巻き込んでいくわけです。
本妻:鈴木京香 妾:中村優子(初めて知りました) 後妻(予定):濱田マリ
怪物と言われるだけあって、性行為ももはや交尾というレベルなんです。
日本映画には珍しく、ぼかしもいれて、役者も懇親の濡れ場を演じるわけです。
中村優子さんも、濱田マリさんも半ば、レイプまがいな怪物の餌食となり、裸体もさらすわけです。役者魂ここにあり。
しかし、鈴木京香さんだけは脱がないまま。
決して脱ぐのが正義だとか、鈴木京香さんの裸体に期待したわけではありません!
後者二人が迫真の演技をしているのにも関わらず、正妻は悲鳴をあげるだけ。
このシーンが後に影響したかは定かではないけれど、今作品において、鈴木京香だけが浮いている感がありました。
怪物の餌食になっていないからでしょうか。
濡れ場の重要性を考えさせられるそんな作品でした。

描写があっているかどうかわかりませんが、在日朝鮮人の知らなかった歴史などが描かれており、その辺は勉強になったかと。
豚の解体シーンがあり、腸詰にしたり、肉をとりわけたりしているんですが、一斗缶に肉を入れ、肉を腐らせ(大量の蛆虫が発生)、それを生で食す。
食事中には絶対に観たくないシーンですが、焼肉のルーツというか、当時の在日朝鮮人の食文化にとても興味を馳せるシーンでもありました。

内容はというと、もうひたすら暗い話です。

何度も主役の怪物が暴れまわるシーンがあるのですが、持っているのが警棒サイズの、木刀(?)
子供がスポーツチャンバラで使いそうな、弱々しい感じがして、吹き出しそうにもなりました。
怪物で凶暴でというのであれば、やはり凶器は鈍器でしょう。
今の韓国映画の主流の武器といえば、鉈、斧・中華包丁といった、それ武器にしちゃダメだろシリーズのオンパレードです。中には、犬の骨で頭を叩き割る方もいらっしゃいましたが。

今作の次に、パッチギを観ると背景がわかってよいかもしれません。


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by putain-day | 2017-06-14 05:45 | MOVIE2017 | Comments(0)
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