人気ブログランキング | 話題のタグを見る

73作目 アズミ・ハルコは行方不明

「アズミ・ハルコは行方不明」を観た。






同郷の星である作家:山内マリコさんの原作小説の映画化ということで、鑑賞。

山内さんの作品は一冊だけ読んだことがあるのだけれど、地方出身の女性作家として、地方在住の女性の心理・女心(女性の心理も女心もこれっぽっちも理解はしていませんが・・・)が細かく描かれて、街並みの描写なんかは、あの辺のこと書いてるのかな?なんて想像しながら読むのが楽しかった記憶があります。

今回も地方に住む、女性が主役で、結婚・出産することが正義とされる30代、やりたいことが定まらない20代、盗んだバイクで走りだす10代と3世代が描かれていて、地方あるあるが随所に散りばめられています。

が、率直な感想ですが、とても不快な気分にさせられる映画でした。
不快となる原因はわかりません。別にイライラくるわけでもありません。
ただただ不快なのです。
男だから?歳をとったから?それとも地方のリアリティがわかりすぎるから?
どれも当てはまらないと思うのですが、とにかく苦手な作品でした。

女性視点から描かれているので、同じ境遇の女性なんかはとても共感できる部分が多々あるような映画かと。
観る者を選ぶ、そんな映画でした。

ただはっきりわかったのは、男性と女性というのは、細胞レベルで根本的に違う人間だということDEATH。


by putain-day | 2017-09-13 05:23 | MOVIE2017 | Comments(0)
<< 74作目 パーカー 72作目 インサイドマン >>