「ブラックボックス」を読んだ。
性暴力の被害にあわれたジャーナリスト伊藤詩織さんの本。 事件についての詳細は、あえて触れないでおこうと思う。 この本を読み終えてまず思ったことは、我が国の刑法、司法がまったく信用できなくなったということ。 誰よりも国民の味方になるべきである警察ですら、時には敵にもなるということ。 もっと報道されるべきニュースだろうし、もっと関心を持つべきニュースのはずなのに、相変わらず芸能人の不倫や相撲業界などの報道ばかり。 ある人は、メディアがかわらないと、その国自体変わらないと言っていたけれど、まさにその通りだと思う。 結局いつものように、一部の人たちによって、なかったことにされてしまう。 情報統制など疑ってはきりがないのだけれど。 娘をもつ親御さん、特に同世代の人たちには絶対に読んでもらいたい一冊。 自分は、県立図書館で貸し出されていたものを読んだのだけれど、見開き一頁目に、 「匿名寄贈」 と印が打たれていた。 感動した。 そしてあとがきに書かれていた一言が強烈に頭に残っている。 「レイプは魂の殺人である」 性犯罪、性暴力にあわれた全ての被害者に一日でも早く安堵できる日が訪れるよう願わずにはいられません。
by putain-day
| 2018-01-15 21:34
| BOOK2018
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