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13作目 パトリオット・デイ

「パトリオット・デイ」を観た。






ローンサバイバー、バーニングオーシャンでコンビを組んだ、ピーターバーグ監督とマークウォールバーグが主演の映画。
2013年、ボストンマラソンで起こった爆破テロの映画化。

事件の詳細を知らなかったといこともあるけれど、もっと安っぽい映画かと思っていた自分を呪いたい。

まずは事件について、ただの爆破テロという認識しかなかったけれど、犯人が誘拐をしたり、郊外で壮絶な銃撃戦があったり、厳戒令がしかれる中での逃走劇があったことなど、事件についてあまりにも知らなさすぎました。

やや「やっぱりアメリカ最高!」な終わり方ではあったけれど、テロに屈せずに、怒りや哀しみをボストンという街への愛、家族への愛、被害者への愛で、みんなで乗り越えようとする姿勢には勇気をもらいました。
人としての尊厳を教えられた気がします。
「街づくり」なんて言葉をよく耳にするけれど、海外のスポーツを観るとよく思うことですが、最終的にはチーム愛というより、地元愛なんだと思います。チェーン店よりおらが街のあの店の方がいいぜ!と言い切れる気持ち。
まさにガンコもん商店街aka千石町商店街スピリットなわけです。

ボストンマラソンという世界的なマラソン大会で人がごった返す中、早々に犯人を特定する警察の捜査力には驚きました。
いくら街中に監視カメラが設置されているとはいえ、驚異的なスピードだったと思います。
国家権力だとかバビロンだと、煙たがられる存在の警察ですが、敵にまわしてはいけない相手だと思い知らされました。
でも話は戻るけれど、地元のために自分の身を投げ出してでも、安全を守ろうとしてくれる、気概を持った警察官は果たしてどれくらいいるのでしょうか・・・

by putain-day | 2018-02-07 22:42 | MOVIE2018 | Comments(0)
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