34作目 ※犬ヶ島

「犬ヶ島」を観た。






裏原という言葉がまだまだ現役だったころと記憶しているけれど、この映画の原案・キャストなどを手掛けた、野村訓市氏をずっと追いかけている存在です。
表だって出てくる存在ではないけれど、BRUTUSやCASA BRUTUS、その他出版物でも面白い記事や特集の影には、野村訓市氏ありみたいな。黒子的な存在なのに、オーラがバンバンでまくりなところがまたにくいというような。
語りだすととまらないので、そんな野村氏が手掛けた作品でもあり、あのウェスアンダーソンが監督、しかもストップモーションアニメという意欲作。地元映画館でも嬉しいことに上映されていたけれど、気づいたら上映回数も少なく、鑑賞後数日後には打ち切られるという、なんとかギリギリのタイミングで鑑賞できました。

感想としては、「狂ってILL」の一言に尽きるかと。
ただでさえ、想像力がハンパないウェス監督の世界観をストップモーションアニメで表現するということ自体、狂っています。
ものすごい労力がかかっているということが安易にわかる映像。
構想とかからすると完成するまでに、約6年。6年間も同じ作品を作り続けるモチベーションたるや。
作品といっても、ストップモーションアニメであり、細部の細部、観客の誰一人気づかないようなところまでこだわる監督なので、そこはもう次元が違いすぎるというか、一言では片付けたくないし、片付けれないけれど、やはり天才です。

万人受けする作品ではないと思うけれど、普段は高いと思った映画鑑賞代がとても安く思えた作品でした。

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by putain-day | 2018-07-05 06:10 | MOVIE2018 | Comments(0)
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