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山岳王

「山岳王」を読んだ。

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2年に1度、富山県魚津市の海岸から、静岡県の海岸まで、つまりは日本海から太平洋まで日本の北アルプスから南アルプスを縦断するという、日本一過酷とされる山岳レースがあるのを御存知でしょうか。日本一過酷といわれるだけあって、基礎体力はもちろんのこと、山についての知識など、参加資格には様々な技術・体力・知力が求められ、出場することですら容易ではない。

そんな鉄人レースを2010年~2016年まで4連覇した、まさに「山岳王」という称号にふさわしい、望月将吾さんについて書かれた本です。

現職の静岡県消防隊員であり、山岳救助隊である望月さん。
山岳警備隊といえば、我が富山県警が全国に名をとどろかせていますが、個人戦なんかあるとすれば、この望月さんは最強なのではないでしょうか。

幼少期から、野山を駆け回り、山が遊び場だったという、望月さん。
書籍のなかからも、山が好きで好きでしょうがないという山への愛が伝わってきました。職業柄もあるのでしょうかれど、静岡の山で知らないことがあることが悔しいと。好きこそものの上手なれとはよく言ったもので、山への愛が、自身の情熱にかわり、日々のトレーニングのモチベーションとなっているのでしょう。


by putain-day | 2018-11-19 06:05 | BOOK2018 | Comments(0)
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